すっきりとした飲み心地で、吟醸香がほのかに広がる。
30年ほど前から、全国的に無農薬やオーガニックなどが話題となり、1992年(平成4年)に水俣市で環境モデル都市づくり宣言をしたのをきっかけに製造に取り掛かりました。水俣市の越小場地区で栽培した「アイガモ農法栽培米」を原料に醸造した純米吟醸酒です。原料が限られているため、醸造できる量にも限界があります。その大切な原料を大事に大事に優しく丁寧に、まるでわが子を育てるように醸しているため、亀萬の子という意味を込めて「萬坊」と名付けました。2017年にフランスで開催された第一回Kura Masuterで最高賞のプラチナ賞を受賞し、2019年には「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」の最高金賞を受賞するなど、数多くの入賞歴があり、国内にとどまらず、海外からの評価も高く、今では亀萬を代表する人気商品になるほど大きく成長しています。